猫を飼って癒しをもらう

猫を飼って癒しをもらう

最終更新日 2024年3月29日 by biburi

猫を飼って癒される

ペットを飼って癒されている人は多く、様々な動物の中でも猫の人気は揺らぎません。

愛らしい見た目や自由気ままな性格に加えアニマルセラピーに使われるほど癒し効果が高いです。

アニマルセラピーでは猫とのコミュニケーションは血圧を安定させるとしています。

ストレスを感じると副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。

この抗ストレスホルモンは代謝に必要ですが、慢性的なストレスで過剰に分泌されると副腎が疲弊して体内のバランスが悪くなり血圧が高くなります。

猫と触れ合うことはコルチゾールを減らす効果があり、高血圧が改善されるので心筋梗塞などのリスクまで下がります。

猫の近くで耳を澄ますとゴロゴロと喉を鳴らしていることがあります。

なぜ声帯を振動させるのかはまだ分かっていませんが、ゴロゴロ音を聞くと人は甘えてくれている、リラックスしていると感じ幸せになります。

子猫は母猫にゴロゴロ音で母乳をちゃんと飲めていることを伝えるので、ゴロゴロ音を聞いた人間は母性本能がくすぐられやすいです。

猫のゴロゴロ音の癒し効果は科学的にも証明されている

またゴロゴロ音の癒し効果は科学的にも証明されています。

20ヘルツ~50ヘルツの周波数は前向きに考えるようになり、ストレスは軽減され幸福感に包まれます。

免疫力を高める効果もあり、心と体の健康に大きな影響を与えます。

猫にも色々な種類がありますが、スコティッシュフォールドやラグドールがペットに選ばれることが多いです。

スコティッシュフォールドは垂れた耳と丸い顔が特徴的で、イギリスのスコットランドで誕生しました。

耳の折れ曲がり具合でシングルフォードとダブルフォード、トリプルフォードに分けられます。

垂れ耳のスコティッシュフォールド同士で交配させると、遺伝子が近いことで生まれてくる子猫が奇形になるリスクがあります。

よって現在は垂れ耳のスコティッシュフォールド同士が掛け合わされることはなく、立ち耳のブリティッシュショートヘアなどが選ばれます。

よって遺伝子的には立ち耳の子猫が生まれてくることもあります。

幼い時は垂れていても大人になって立ち耳になることが少なくありません。

スコティッシュフォールドは穏やかで甘えん坊な性格なので、癒しを求める人にピッタリ

スコティッシュフォールドは穏やかで甘えん坊な性格なので、癒しを求める人にピッタリです。

丸っこい体はあまり運動が得意ではなく、部屋中を暴れ回る心配がありません。

キャットタワーより飼い主と一緒に遊べるおもちゃを好みます。

飼い主がいないと寂しくてストレスになるため、たくさんの愛情と時間をかけて育てれば大丈夫です。

ただし元々が突然変異によって誕生した垂れ耳なので、遺伝子の異常が病気を引き起こしてしまいます。

他の猫と比べると寿命が短く10年~13年ほどしか生きられません。

病気の発症リスクは子猫の段階では分からないため、家族になった瞬間から限られた時間を意識しながら大切に育てることが大切です。

布人形を意味するラグドールは、まさにぬいぐるみのようにフワフワしています。

中型の中でも大きな方で、長い期間をかけて体を成長させていきます。

オスは体重5kg~7kg、メスは4kg~5kgとずっしり筋肉質です。

これに加えてフワフワの毛が体をさらに大きく見せますが、威圧感よりもギュッとしたくなる愛らしさがあります。

抱っこをしても暴れることなく、ぬいぐるみのように飼い主に体を預けてくれます。

抵抗しないのはラグドールが穏やかな性格を持っているためで、いつも落ち着いた印象を与えます。

狩猟本能が低く運動もあまり好きではないため、家の中で飼われるのに適しています。

狩猟本能が低い変わりに帰巣本能は高いです。

遠く離れた場所まで移動しても本来の住処に帰る能力のことで、引越しで家が変わることや飼い主と離れることを嫌います。

繊細な一面を持っていますが、とても賢いので初めて猫を飼う人が苦労しません。

高貴な毛に包まれたラグドールは子供にしつこく触られても激しい抵抗を見せず、ソファーを引っ掻くこともせずにただゆったりとお気に入りの場所にいます。

ストレスが溜まった飼い主もぬいぐるみのように抱っこしたりゆったりと時が流れていく様子を眺めたりすることで癒されます。

どちらも人間が好きで甘えてくれますが、猫全てに共通することは不機嫌なら近寄らないこと

スコティッシュフォールドもラグドールも人間が好きで甘えてくれますが、猫全てに共通することは不機嫌なら近寄らないことです。

どんなに飼い主に従順な猫でも機嫌が悪いとマイペースに生きようとして仲良くしてくれません。

留守番ばかりさせていたりキャットフードが美味しくなかったりと様々な原因があるので、それを解決したらしばらくはそっとしておきます。

不機嫌になるほどストレスを感じているので、無理やり遊ぼうとするのは寿命を縮める行為です。

飼い主が猫に癒されるように猫も楽しく暮らすのが望ましく、お互いが適切な距離感を保つことで良好関係を築けます。

そっとしておくと猫から近づいて触らせてくれます。

喉元や背中、お尻など喜ぶ部分を触ってあげれば機嫌が戻って癒しタイムの始まりです。

最終更新日 2024年3月29日 by biburi 目次1 猫を飼って癒される2 猫のゴロゴロ音の癒し効果は科学的にも証明されている3 スコティッシュフォールドは穏やかで甘えん坊な性格なので、癒しを求める人にピッタリ4…