【後藤氏の解説】建物や機械の保守管理はエンジニアの仕事

【後藤氏の解説】建物や機械の保守管理はエンジニアの仕事

最終更新日 2024年3月29日 by biburi

「建物の保守管理の難しさって何?」
「ビルメンテナンスの具体的な業務内容について知りたい」
「後藤悟志社長の社内の評判を知りたい」

保守管理の仕事は毎日仕事がストップしないように行うためのサポートをするために、自分の技術やノウハウを使って管理を行うことが特徴になります。
ボイラー技士などで小規模な雑居ビルを管理することから、原子力発電所を運営していくための技術者など幅とレベルの大きな役割と言えるのです。
商業施設や大型ショッピングモールや病院などにも常駐しており、電気やガスや水道などのインフラの整備や、避難灯の確認や非常ベルが鳴るかなども定期的に検査しております。
トラブルが起こる前に保守することや、定期的な点検により機能を確かめることも大切な役目なのです。

ビル管理の悩みを解決できる管理会社の3つの魅力

後藤悟志さんは建物保守管理という仕事をどう考える?

各種の機器だけではなく時には雨漏りなどにも対応し、簡単な修理ならば自分たちで済ませてしまいます。
難しい場合は外注に依頼して、監督をして報告書の作成を行うのです。
こうして機械軽だけではなく、建物だって監督しなければなりません。
工場などでは安全運転のための整備だけではなく、突発的な故障でライン作業が止まってしまった時の復旧を行います。
生産が長く止まってしまうと計画が崩れてしまいますし、難しい修理の場合には故障個所を判断して適切に復旧をしなければなりません。
無理ならば部品ごとの交換や、メーカーのサービスマンを呼ぶことなども判断してゆきます。
とくにこうした生産工場でのプレッシャーは高く、機械も古かったり最新であったりなど、新しいモデルはマニュアルを読み込んだり、メーカーがなくなっているような古い機械は古株のエンジニアから直接調整方法を習うなどして対応しなければなりません。
中途半端な修理をしてしまっては、大きな故障を招いてしまうこともあります。
機械が暴走したり発火すれば、作業員が怪我をしてしまうことになるのです。
責任は重くスピーディで的確な修理を行う必要があるので、日々勉強を欠かさないようにする必要があります。

後藤悟志代表については以下のリンク先が参考になります。
後藤悟志が代表を務める株式会社太平エンジニアリングについて詳しく

修理や保守のエンジニアは育成が難しい

こうした修理や保守のエンジニアは育成が難しく、絶対数が少ないので企業は常に欲している人材です。
重圧の割には給与などが安いことは、現場のエンジニアからは不評であります。
今後はますます機械の老朽化が進みますし、古い技術者が現場から去って行けば修理だけではなく調整すら至難の業になってゆくことが予測されているのです。
逆に技術やノウハウさえあれば腕一本でやっていけますし、自分が技術がなくてもコネクションがあれば修理の斡旋をして稼ぐことも可能になります。
これからは自動化や省力化がますます進んでゆくのは、日本の人口が減ってゆくことと無関係ではありません。
技術実習制度などでも人手不足は解消出来ないので、今後は機械化や人工知能化が推進されることになりそうです。
機械である限りプログラムの修正や、物理的な故障にはエンジニアの修理スキルが必要になります。
しかし前述したように保守管理の人材は足りていません。
企業は中途採用しようとはしますが、自社で育てて高いレベルに育成させるということを現在までやって来なかった歴史があるのです。

技術伝承の問題や製造工場の外注化や海外移転

それは技術伝承の問題や製造工場の外注化や海外移転などにより、人材の育成が継承されなかったことと、日本人の価値観の根底にあるエンジニア軽視によって引き起こされてしまいました。
AIに必要なのは人間で言えば脳味噌に該当するコンピューターの基幹システムですが、同時に視覚や聴覚を司るセンサーも欠かすことが出来ません。
さらに情報を受け取ってアウトプットするためにはアームなどの、出力を伝達する機能が必要になります。
こうした機械の集合体は、定期的にメンテナンスや誤差の修正をしなければ、高い制度の仕事が行えません。
人工知能AIの時代になるとエンジニアが不必要になるのではなく、今後はますます需要が拡大してゆくことになります。
人々の生活だって同じことです。

保守管理をすることで生活インフラが整っている

保守管理をすることで生活インフラが整っているのです。
エンジニアの絶対数が足らなくなれば、極端な話電気やガスや水道が故障しても復旧や開通まで半月以上の待ち時間が発生することになります。
自動車が故障しても直ぐには直せずに、壊れた車をレッカーして予約システムで順番に直すことになるのです。
そうしたエンジニア不足の時代がすぐ傍までやってきております。
今後は建物の保守管理だけではなく、全ての分野で技術者が不足するのです。
だからこそ新しい時代に対応出来る技術者の育成が急務であり、大手のメーカー系や保守系の企業を中心に後進育成をしなければなりません。
これは社会に参加している大手運営企業の責任だと断言しても、そう遠くはないことです。
経済はお金を設けることだけの意味ではなく、英語のビジネスだってラテン語で良い価値観を世の中に広げるという意味であり、経済も似た意味を持っている言葉になります。

まとめ

もう一度原点に戻り日本経済を発展させるカギは、エンジニアの育成と待遇改善に他なりません。
そしてマネジメントを行ってゆき、チームワークで保守管理が出来る体制を各社が構築しながら、技術の伝達や新しい技術への挑戦をすることが日本復活に繋がるのです。

最終更新日 2024年3月29日 by biburi 「建物の保守管理の難しさって何?」 「ビルメンテナンスの具体的な業務内容について知りたい」 「後藤悟志社長の社内の評判を知りたい」 保守管理の仕事は毎日仕事がストップ…